その壱 ”器”
和食の料理人たちは、古くから盛り付けと和食器の調和を大事にしてきました。 文やのもう一つの主役である個性豊かな陶芸家の器や酒器は、印象的で力強い存在感のある表情が自慢の逸品ばかりです。舌だけでなく、器と料理の調和を目でも楽しんでいただければ幸いです。
その弍 ”カウンターテーブル”
お客様の表情や会話の中に料理をより美味しく召し上がっていただくためのヒントが隠されていると考えています。また、焼き物や天ぷらなどを最適な温度でご提供したいという思いからカウンターのみの客席にしております。
その参 ”外観”
文やの白壁は、「白鷺城」の愛称で親しまれる姫路城と同じ白漆喰を使用しております。 お店を構えること、それはすなわち一国一城の主になるということ。料理人にとって、店は城そのものです。その決意と責任をこの白壁にて表現しました。 祖父が育てた松と白壁のコントラストは、古きと新しきの調和を表していて特にお気に入りです。
日本の四季を大切にしていることを表現するために、春夏秋冬で暖簾の色を変えています。
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